洗面台のサイズ

バイヤーは、洗面台の種類、形状、固定方法、そして洗面台の素材などを考慮します。また、右のモデルのサイズも重要な選択基準です。洗面台はどのようなサイズに注目すべきか、また、あるサイズのモデルにはどのような特長があるのか。

重要な寸法
洗面台本体も、キャビネットなども、まず幅、奥行き、高さなどの基本的なパラメータを見ます。これらは略称で書かれています。例えば、「寸法550×480×150mmの洗面台」という表記があります。つまり、幅550mm、奥行き480mm、高さ150mmの洗面台です。

例えば、台座付きの洗面台をお探しの場合は、洗面台本体だけでなく、台座の寸法も確認してください。この場合、パラメータはheight-length-widthと表記される。例えば、640×215×200の磁器製の台座がメーカーやショップから提供されています。台座の高さは640mm、縦と横の長さはそれぞれ215mmと200mmになるということです。

幅
これはシンクの基本的な性能で、これをもとに店頭で適切な製品が選ばれるのです。洗面ボウルの幅は35cmから100cm以上まであります。コーナー洗面台をご購入の場合は、壁に沿った一辺を指します。最適な幅は55~65cmです。
部屋が狭いので、シンクの幅を犠牲にする人が多いのですが、このパラメータが50cm以下の製品は、使い勝手があまりよくありません。このような洗面台は、水しぶきがシンクの枠外に落ちてしまうことが非常に多いのです。幅65cm以上のモデルは、一般的に広々としたバスルーム用に購入されます。


高さ
これは多くの場合、洗面台の深さを指しています。シンクの高さは通常13,5〜15cmです。ボウルが深ければ深いほど、シンクの外への水はねは少なくなります。

シンクの高さについては(これはペデスタル付きのモデルを選ぶ際にも重要です)、家庭の身長に合わせて調整する必要があります。
男性の場合、洗面台の最適な高さは94~110cmです。女性の場合、身長は81〜92cmとやや低めになります。床からシンクの上まで86〜93cmの平均的な数値の機種が人気です。

深さ
シンクの端から壁までの距離を示すパラメータです。シンクの深さは48〜61cmにすると、快適に洗えます。メジャーを使わなくても、奥行きが自分に合っているかどうかを確認することができます。洗面台の近くに立ち、洗面台の上に腕を伸ばすだけ。モデルの背面が指先や手のひらの中心で終わっていれば、安心して購入することができます。

人気サイズ
洗面台を選ぶ際の主なパラメータは製品の幅であるため、ここでは特に幅に着目して洗面台の機種の特徴を考えてみます。
40cm
このような小さな幅のシンクの用途は、主に手洗いや技術的な必要性に限られます。そのため、このシンクはトイレや小さなバスルームに購入されることが多いようです。コーナー型が多いが、オーバル型やラウンド型の壁掛け型もある。壁掛け式で下にスペースを確保したり、薬品やアクセサリーを収納するための小型収納ユニットを取り付けることも可能です。



50cm
このような人間工学に基づいた特大サイズの洗面台を購入することは、省スペース化につながるため、バスルームの広さに制限がある場合に最も多く購入されています。ミニマムなインテリアに合うように、幅50cmの洗面台がよく選ばれています。シンクは、壁掛け、ビルトイン、オーバーヘッド、コーナーなど、さまざまなタイプがあります。


55cm
この幅の洗面台は、使い勝手が良いもののひとつです。かさばらないので、狭い洗面所にもすっぽり収まります。ビルトインタイプやコーナータイプの洗面台を選べば、さらに1平方センチメートルを節約することができます。また、配管を隠したり、掃除用具を収納できるキャビネット付きの製品も人気があります。

60cm
この幅は、洗面台として最適な幅と考えられ、使い心地がとても良くなります。幅60cmのシンクは、形状やデザインのバリエーションが豊富です。60cm幅の洗面台は、ペデスタルとセットで選ばれることが多いのですが、近年は壁掛けタイプも人気です。


65cm
この幅のモデルは、非常に快適であると見られています。選択肢の幅が広いことも良い点です。幅65cmの壁掛けタイプや、台座付きの床置きタイプ、部屋のコーナーに設置できる製品など、用途に合わせてお選びいただけます。特にこのサイズのシンクはデザインのバリエーションが豊富なので、どんなインテリアにも合う製品が見つかりやすいと思います。



70〜75cm
このサイズのシンクは、狭いバスルームには不向きです。標準的なバスルームでは、55〜65cmの小型モデルと同じレベルの快適性を提供しながら、貴重なセンチメートルのスペースを取ってしまうため、ほとんど意味をなしません。十分な広さのあるバスルームをお持ちの方は、幅70cmや75cmの洗面台を購入する機会をお見逃しなく。クリエイティビティを発揮しやすいアイテムとして、デザイナーに愛されています。


80-90cm以上
このような幅の広い洗面台は、通常、大型のバスルーム用に購入されます。多くの場合、部屋のアクセントや「ハイライト」になるような印象的なモデルが選ばれます。



ご希望により、大きな幅の洗面台を1台から2台に変更することも可能です。片方のシンクの中心からもう片方のシンクの中心まで90cm以上離れていないと、2つのシンクを同時に使用することが難しくなります。
